JAいるま野(いるま野農業協同組合)は、埼玉県川越市に本店を置き、県南西部の農業、金融、共済、地域生活を支える農業協同組合です。地域の農家に向けた営農支援や農産物の販売だけでなく、貯金、融資、ATM、JAネットバンク、共済など、一般の利用者にとって身近なサービスも幅広く展開しています。
2026年の公式公開情報を見ると、JAいるま野の事業区域は10市3町に及び、信用事業の貯金残高は1兆2,494億円に達しています。農業分野では、川越市・富士見市・ふじみ野市・坂戸市・狭山市・日高市などで栽培される米を、管内の3つのカントリーエレベーターで年間を通じた品質管理につなげています。約7,500tという集荷規模は、JAが地域農業を支える仕組みを理解するうえで重要な数字です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 本店・管轄地域:本店は川越市今成2-29-4。事業区域は埼玉県内の10市3町です。
- 金融サービス:本支店やATMの営業時間は施設ごとに異なり、JAネットバンクでは残高照会や振込などを利用できます。
- 農業の実態:管内に3つのカントリーエレベーターを備え、「コシヒカリ」「彩のきずな」などを中心に約7,500tを集荷しています。
【JAいるま野とは】本店所在地と管轄する10市3町を解説
いるま野農業協同組合は、埼玉県南西部を中心に事業を展開するJAです。愛称は「JAいるま野」。農業者への支援を基盤としながら、地域住民の暮らしに関わる金融・共済サービスや農産物の販売なども担っています。
本店の所在地は、〒350-1105 埼玉県川越市今成2-29-4です。公式の本店案内では、窓口営業時間は平日8時30分~17時とされています。ただし、金融取引の窓口営業時間やATMの利用時間は同一ではありません。本店にはATMが設置されていないため、現金の入出金などには小江戸支店のATMを利用する必要があります。
JAいるま野の事業区域は、公式の事業案内によると次の10市3町です。
- 10市:川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市
- 3町:三芳町、毛呂山町、越生町
この13市町は、単に支店が置かれている場所というだけではありません。地域の農業生産、農産物の集荷、農業資材の供給、金融取引などを支える事業区域でもあります。公式の事業案内に掲載された地域概況では、管内の総面積は69,832ha。2025年4月1日現在の人口は約159万2,500人、世帯数は約73万3,000世帯とされています。農村部と住宅地、商業地域が共存する広いエリアがJAの活動基盤です。
なお、JAいるま野の事業区域と、米の主な栽培地域は同じではありません。事業区域は10市3町ですが、米の紹介ページで主な産地として挙げられているのは川越市・富士見市・ふじみ野市・坂戸市・狭山市・日高市です。農業関連の情報を調べる際には、この違いを押さえておくと理解しやすくなります。
【2026年最新】JAいるま野の事業規模を公式数字で確認
JAいるま野の実態を理解するには、農業関連の活動だけでなく、金融や共済を含む事業全体を見る必要があります。公式の「ビジネス・業務向け情報」に掲載された2026年3月31日現在の概況では、組合員数や貯金残高など、組織の規模を示す数字が公開されています。
以下は、同資料に掲載された主な数値を整理したものです。金額は公式資料の単位に合わせ、億円で表記しています。
| 項目 | 2026年3月31日現在の数値 | 読み取れるポイント |
|---|---|---|
| 正組合員数 | 28,751人 | 農業を基盤とする組合員層 |
| 准組合員数 | 70,925人 | 農業者以外も含む地域の利用者層 |
| 貯金残高 | 12,494億円 | 信用事業の規模を示す指標 |
| 貸出金 | 4,740億円 | 融資事業の規模を示す指標 |
| 長期共済保有高 | 17,953億円 | 共済事業の契約保有規模 |
| 購買品供給高 | 40億円 | 農業資材などの購買事業 |
| 受託品販売高 | 132億円 | 農産物などの販売を受託する事業 |
| 宅建事業取扱高 | 193億円 | 不動産関連事業の取扱規模 |
| 出資金 | 52億円 | 組合の出資基盤 |
注目したいのは、農業を中心とする組織でありながら、金融事業にも大きな規模がある点です。貯金残高は1兆円を超え、貸出金も4,000億円を上回ります。農家の資金繰りや設備投資だけでなく、地域住民の貯金、住宅関連の融資、年金受取など、生活に密着した金融ニーズを支える基盤になっています。
一方、共済事業の長期共済保有高は17,953億円です。これは長期共済の保有契約に関する規模を示す指標であり、年間の売上高や現金残高と同じ意味ではありません。また、受託品販売高と販売品販売高も別の区分です。異なる事業の数字を単純に足し合わせて、組合全体の売上高とみなすことはできません。
こうした財務・経営情報を公開することは、組合員や地域住民が組織の運営状況を把握するうえでも重要です。JAいるま野は公式サイトで2026年3月期のディスクロージャー誌を公開しており、事業の概要だけでなく、経営情報を確認するための資料も用意しています。
【本支店・ATM・事業所】店舗検索と三芳町の拠点
JAいるま野の本支店は、入間市、川越市、所沢市、飯能市、狭山市、日高市、富士見市、ふじみ野市、坂戸市など、管内の各地域に配置されています。公式の店舗検索では、市町村別と施設別の両方から、本支店、ATM、直売所、農業関連施設などを探せる構成になっています。
川越市内には本店のほか、小江戸支店、川越東支店、高階支店、福原支店、大東支店、名細支店、初雁支店、霞ヶ関支店などがあります。金融機関コードは4735です。振込先としてJAいるま野を登録する際は、金融機関名だけでなく支店名・店番号・口座番号まで確認してください。
ATMの営業時間は設置場所によって異なります。公式のATM案内では、多くの支店ATMについて平日・休日ともに8時~21時と案内されていますが、商業施設などのATMは時間が異なる場合があります。たとえば、掲載されているウニクス南古谷のATMは9時~21時です。実際に利用する際は、目的のATMの営業時間を個別に確認するのが確実です。
また、JAの支店と農業関連事業所は役割が異なります。三芳町の例を見ると、三芳支店は入間郡三芳町大字北永井358-1にあり、窓口営業時間は平日9時~15時、ATMは平日・休日ともに8時~21時と案内されています。
同町には、金融窓口とは別に農業関連施設もあります。公式の地域別施設案内では、第二営農販売センター、東部第一共販センター、東部第二共販センターなどが、三芳町を管轄地域に含む施設として掲載されています。農業資材や営農相談、農産物の販売に関する用件では、金融窓口ではなく担当する事業所を調べることが大切です。
店舗検索で確認したい項目は、主に次の4点です。
- 支店の住所と電話番号
- 窓口の営業時間と休業日
- ATMの設置場所と稼働時間
- 営農・販売など、用件に対応する事業所
支店統合などで店舗名や管轄が変わる場合もあるため、古い案内や過去の地図だけに頼らず、公式の店舗情報を基準に確認するのが安全です。
【JAネットバンク】ログイン方法と組合員専用登録の違い
JAいるま野の金融サービスは、窓口やATMだけでなく、インターネットからも利用できます。JAネットバンクでは、残高照会、入出金明細照会、振込・振替などの機能が提供されています。外出せずに口座状況を確認したい人や、金融機関の窓口営業時間に合わせにくい人にとって便利なサービスです。
すでにJAネットバンクを契約している場合は、JAネットバンクの公式ログイン画面から手続きを進めます。利用するJAがJAいるま野であることを確認し、登録済みのログインIDやパスワードなどを入力してください。画面の構成や認証方法は変更されることがあるため、最新のオンラインマニュアルに従うのが確実です。
初めて利用する場合は、まず利用条件と申込方法を確認します。一般的な新規申込では、JAの利用規定への同意、取引口座の確認、本人認証情報の登録などが必要です。口座情報やキャッシュカードの暗証番号を使用する手続きでは、正規のJAネットバンク画面であることを確かめてから入力してください。
なお、JAネットバンクは、すべての手続きが必ずオンラインだけで完結するとは限りません。JAごとの対応状況や取引内容によっては、窓口での申込み・確認が必要になる場合があります。オンライン画面に窓口での手続きが必要と表示された場合は、取引店に問い合わせてください。
振込などの取引では、ワンタイムパスワードなどの追加認証が必要になることがあります。ログインIDやパスワードを第三者に教えないことに加え、メールやSMSに記載された不審なリンクからログインしないことも重要です。認証情報の入力を求める画面が表示されたときは、公式の入口からアクセスし直して確認する習慣をつけましょう。
「組合員専用登録」は、JAネットバンクのログイン登録とは別の手続きです。JAいるま野の広報で案内されている組合員専用登録の一例は、公式LINE「とれ蔵通信」で組合員向けの情報配信を受け取るための登録です。
同サービスの公式広報に掲載された登録手順では、LINE公式アカウントを友だち追加した後、正組合員・准組合員は案内メッセージから専用フォームへ進み、必要事項を入力して登録します。組合員以外は、友だち追加の段階で一般向けの登録が完了する案内です。登録内容に応じて、営農情報、直売所の入荷情報、料理教室、准組合員向けイベントなどの情報を受け取る仕組みが紹介されています。
つまり、金融取引に必要なJAネットバンクの利用登録と、組合員向け広報を受け取るための登録は目的が異なります。手続きの名称が似ていても、利用したいサービスを確認してから登録を進めることが大切です。
【米7,500tの実態】川越市などの産地と3つのカントリーエレベーター
JAいるま野の農業事業を理解するうえで、米の集荷と品質管理は重要なポイントです。公式の米麦事業案内によると、管内のお米は主に川越市・富士見市・ふじみ野市・坂戸市・狭山市・日高市で栽培されています。代表的な品種として「コシヒカリ」「彩のきずな」「彩のかがやき」が挙げられています。
JAいるま野は管内に3つのカントリーエレベーターを有し、米を中心に約7,500tを集荷しています。カントリーエレベーターとは、収穫した籾を受け入れ、乾燥・調製したうえでサイロに貯蔵するための農業施設です。収穫直後の米を適切に扱い、出荷に向けた品質管理を行う役割があります。
3施設には、穀物を長期間保管するためのサイロクーラーが導入されています。公式説明では、年間を通じて味や風味が損なわれないよう品質管理に取り組んでいるとされています。農家が収穫した米を集荷するだけでなく、乾燥、調製、保管、販売までをつなぐ体制が、JAの米麦事業の特徴です。
約7,500tという数字は、個々の農家が出荷する量ではなく、JAいるま野の集荷規模を示すものです。広い管内に点在する生産者の米をまとめ、保管・品質管理・販売につなげることで、個別の農家だけでは整えにくい設備や流通機能を共同で利用できるようにしています。
品質向上に向けた取り組みも行われています。JAいるま野は「彩のきずな」の栽培研究を進める「食味ランキング特Aプロジェクト」を紹介しています。公式の米麦事業ページによると、当JA管内を含む「県西」地域は、日本穀物検定協会の食味ランキングで、令和2年産から令和6年産まで5年連続で最高評価の「特A」を獲得しました。
ここで注意したいのは、この評価が「県西」地域の対象米に関するものだという点です。JAいるま野で扱うすべての米や、すべての生産者の米が一律に特A評価を受けたという意味ではありません。品種、産地、対象年産を分けて見ることで、評価の内容を正確に理解できます。
農家への支援も、集荷後の施設運営だけではありません。公式案内では、田植えから収穫までの間に行う畦道講習会や、1月から3月にかけて各産地の米出荷組合で行う栽培講習会などが紹介されています。病害虫の発生状況、栽培管理、収穫時期などの情報を生産者と共有し、栽培段階から品質向上を目指す仕組みです。
このように、JAいるま野の米麦事業は、農家から米を集めて販売するだけの仕事ではありません。栽培指導、集荷、乾燥・調製、保管、品質管理、販売までをつなぎ、地域の生産基盤を支える役割を担っています。
【評判・口コミとプロの結論】JAいるま野をどう評価するべきか
JAいるま野の評判を調べる際は、金融サービスの利用者評価、農産物の購入者の感想、職員の勤務先としての評価を分けて考える必要があります。これらは評価対象が異なり、ひとつの口コミや点数だけで組織全体の良し悪しを判断することはできません。
たとえば、口コミサイトのIndeedには、いるま野農業協同組合の職場に関する評価が掲載されています。確認できる掲載情報では、総合評価は5点満点中2.2、口コミ件数は5件です。ただし、これは従業員側から見た職場環境の評価であり、貯金口座の利用者や農産物の購入者による顧客満足度を示す数字ではありません。
また、口コミには投稿時期や職種、勤務地、個人の経験による違いがあります。少数の投稿をすべての支店や職員に当てはめたり、職場の評価を金融商品の安全性や農産物の品質に直結させたりするのは適切ではありません。
利用者がJAいるま野を評価する場合は、自分が必要とするサービスを基準にするのが現実的です。金融サービスを利用するなら、手数料、金利、営業時間、ATMの場所、ネットバンクの機能を確認します。農業者なら、営農相談、農業資材の供給、集荷・販売体制、担当事業所へのアクセスが判断材料になります。直売所や米を利用する人なら、商品の産地、品種、販売時期、品質表示などを確かめることが重要です。
JAいるま野の特徴は、農業支援と金融・共済をはじめとする地域向けサービスを、同じ協同組合の事業基盤で展開している点にあります。組合員は組織の基盤を構成し、JAは地域の農業や暮らしに必要なサービスを提供します。一般の金融機関と比べる場合も、預貯金などの金融機能だけでなく、農産物の集荷や営農支援まで含めた役割の違いを踏まえる必要があります。
【プロの結論】 JAいるま野を評価する際に押さえたいのは、公開された事業規模、具体的なサービス内容、利用する地域や目的との適合性の3点です。2026年3月31日現在の貯金残高は1兆2,494億円、管内の米の集荷規模は約7,500t。これらの数字は、金融と農業の両面で大きな事業基盤を持つことを示しています。一方、規模の大きさだけで個々のサービスの利便性や満足度が決まるわけではありません。窓口の対応、利用料金、店舗までの距離、農業支援の内容など、自分に関係する条件を確かめて判断することが大切です。
【JAいるま野】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:JAいるま野の本店はどこにありますか?
A1:埼玉県川越市今成2-29-4にあります。公式の本店案内では、窓口営業時間は平日8時30分~17時です。本店にATMはないため、ATMを利用する場合は小江戸支店などの設置場所を確認してください。
Q2:JAいるま野の管轄地域はどこですか?
A2:川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市の10市と、三芳町、毛呂山町、越生町の3町です。米の主な栽培地域は、この事業区域のうち川越市・富士見市・ふじみ野市・坂戸市・狭山市・日高市と案内されています。
Q3:JAいるま野のATMは何時まで利用できますか?
A3:多くの支店ATMでは、平日・休日ともに8時~21時と案内されています。ただし、商業施設などのATMは営業時間が異なる場合があります。利用するATMの設置場所と最新の営業時間を確認してください。
Q4:JAいるま野のJAネットバンクでは何ができますか?
A4:残高照会、入出金明細照会、振込・振替などを利用できます。初めて利用する場合は申込手続きが必要で、取引内容によってはワンタイムパスワードなどの追加認証が求められます。JAごとの対応状況によって窓口での手続きが必要になる場合もあります。
Q5:JAいるま野の組合員専用登録とは何ですか?
A5:公式広報で案内されているものの一例は、LINE公式アカウント「とれ蔵通信」で組合員向け情報を受け取るための登録です。正組合員・准組合員は専用フォームから必要事項を登録し、組合員区分に応じた情報を受け取る仕組みが紹介されています。JAネットバンクの利用登録とは別の手続きです。
Q6:JAいるま野では、どのような米を取り扱っていますか?
A6:公式の米麦事業案内では、「コシヒカリ」「彩のきずな」「彩のかがやき」などが紹介されています。主な栽培地域は川越市・富士見市・ふじみ野市・坂戸市・狭山市・日高市で、管内の3つのカントリーエレベーターを通じて約7,500tを集荷しています。
まとめ:JAいるま野を利用する前に確認したいポイント
JAいるま野は、埼玉県川越市に本店を置き、10市3町を事業区域とする農業協同組合です。2026年3月31日現在の公式資料では、正組合員28,751人、准組合員70,925人、貯金残高1兆2,494億円という規模が示されています。金融、共済、農業支援、農産物販売などを通じて、地域の暮らしと生産活動を支えています。
農業分野では、川越市など6市を主な産地とする米を、3つのカントリーエレベーターで約7,500t集荷しています。乾燥・調製・保管に加え、生産者への栽培指導や品質向上の取り組みを組み合わせている点が特徴です。
店舗やATMを利用する人は、所在地だけでなく営業時間と設置場所を確認しましょう。JAネットバンクを利用する人は、ログイン方法と新規申込の条件、追加認証の有無を確認することが大切です。また、組合員専用登録は、金融取引の登録とは目的が異なる場合があります。
JAいるま野を理解する近道は、組織全体の規模だけで評価するのではなく、自分が必要とするサービスを具体的に調べることです。金融を利用する人、農業に携わる人、地域の農産物を購入する人では、確認すべき情報が違います。公式の店舗・ATM案内、事業内容、ディスクロージャー資料を使い分けることで、JAいるま野の役割とサービスをより正確に把握できます。 (出典: ja いる ま 野(Yahoo!ニュース))